よくある質問と答え

Q

下肢静脈瘤とはどんな病気ですか?

A

下肢静脈の血液は重力にさからって心臓にもどるため、血液が逆流しないように「逆流防止弁」がついていま す。その弁が壊れたてうまく閉じなくなり、血液の逆流が起こり、下肢の血管が太く浮き出してくる病気です。妊娠や出産が契機になることが多く、成人女性の 5人に1人は静脈瘤があると言われています。

Q

下肢静脈瘤の症状はどのようなものですか?

A

足の血管が浮き出る、足がだるい、重い、疲れやすい、痛い、かゆい、夜間に足がつるなどです。進行すると、かゆみの強い湿疹、色素沈着、皮膚潰瘍などができます。静脈炎を併発すると、赤く腫れ上がり、急性炎症による疼痛を伴います。

Q

下肢静脈瘤の原因はなんですか?

A

3大原因は、立ち仕事、妊娠・出産、体質とされています。長時間とくに8時間以上立ったままの仕事の人は足に血液がたまりやすく危険因子です。女性では、妊娠・出産で発症し、40~50歳代に徐々に進行する方が多く見られます。

Q

下肢静脈瘤は自然に治りますか?

A

いったん壊れた「逆流防止弁」は自然に治ることはなく、血液の逆流、うっ滞が続くと徐々に進行します。医療 用弾性ストッキングを着用すると、血液の逆流、うっ滞を抑えるため、病気の進行を抑え、症状をやわらげることができます。残念ながら、薬で治すことはでき ません。進行する前に外科的治療をお勧めします。

Q

日常生活で気をつけることを教えてください。

A

静脈瘤を悪化させないように以下のことをお守りください。

Q

従来のストリッピング手術に比べ、血管内レーザー手術の利点はなんですか?

A

血管内レーザー手術は体に優しい新しい治療法です。20分ほどで手術は完了し、痛みがほとんどないため、歩いて帰宅できます。ストリッピング手術と違い、血管を引き抜いたりしませんので、皮下出血や神経障害などの危険がストリッピングよりも少なくなります。血管内レー ザー手術は細いレーザーファーバーを血管内に挿入するだけですから、ファイバーを通す針あなだけです。ストリッピング手術では、ふとももの足の付け根を約3センチ以上、ひざの横を約1センチ以上切開する必要があります。

Q

従来から日帰り手術で行われてきた高位結紮手術や硬化療法と、おだクリニックで行っている日帰り手術(血管内レーザー手術、内翻式ストリッピング手術)との違いはなんですか?

A

下肢の静脈は5cmごとに弁があり、足の付け根の弁が悪くなるとドミノ倒しのようにそれから下の弁も悪くなり ます。したがって足の付け根の血管だけをしばる高位結紮手術では、逆流するすべての部分が治るわけではないので再発率がやや高くなります。一方、当院で行っている血管内レーザー手術や内翻式ストリッピン グ手術(2011年以降レーザー手術が保険適応になったため、現在では内翻式ストリッピング手術はほとんど実施されなくなりました)は、従来のストリッピング手術とほぼ同等の根治性があり、手術時間も20~30分と短く、手術後の痛みもほとんどないため、手術後1時間以内に歩いて帰宅できま す。硬化療法は近年、新しい硬化剤が開発され、以前に比べ格段と治療成績が向上しました。当院では分枝静脈瘤、網目状静脈瘤、クモの巣状静脈瘤など逆流の ない限局した静脈瘤に用いています。伏在静脈瘤に対してストリッピングや血管内レーザー法に併用して用いることもあります。

Q

両足同時に手術が可能ですが?

A

両足同時手術が可能です。

Q

日帰り手術後の注意点は?

A

日帰り手術後は手術後1日だけ弾力包帯で手術をした足を固定します。手術翌日に来院していただき、弾力包帯をはずして、今度は弾性ストッキングを寝るとき以外の1ヶ月間着用していただきます。手術後の弾性ストッキングは手術と同様に重要です。激しい運動や長時間の正座などは術後2~3週間お控えください。

Q

手術当日に帰宅して、本当に大丈夫ですか?

A

下肢静脈瘤のレーザー手術は、切開しないため痛みが少ない体にやさしい手術です。手術時間は片足20分程度で、麻酔で眠っている間に局所麻酔で手術は終了しています。手術後はすぐに歩いて病室に戻ります。弾性包帯で下肢を固定していますが、痛みもほとんどなく、手術後1時間ほどで元気に歩いて退院できます。
「長く入院するほうが合併症が少ない。」とか「長く入院するほうが病気の治りが良い。」ということはありません。ご高齢の患者様ではむしろ長期入院による弊害もあります。とくに下肢静脈瘤では、術後のエコノミー症候群(深部静脈血栓症、肺塞栓)を予防する意味でも、術後早期に歩くことが推奨されています。健康な方を健康なままでお戻しするのが日帰り手術です。
患者さまご自身が、日帰り手術について十分にご理解いただくことが治療のスタートです。術前に、十分なインフォームド・コンセントを行い、ご本人およびご家族の同意のもと、日帰り手術を決定します。

Q

帰宅後に、気分が悪くなったら、どうすれば良いのですか?

A

当院では24時間体制で、緊急連絡をお受けしています。痛みや発熱など、不安なことがあれば、いつでもご連絡ください。

Q

日帰り手術のメリットは?

A

まず、患者さまのメリットは、入院のわずらわしさがなく、日常生活の延長線上で手術をお受けになれることです。多忙なビジネスマン、OL、自営業の方、小さなお子様やお年寄りを抱えた主婦の方々に、拘束時間を最小限にできるため、大変に喜んでいただいています。また、入院費用が少ない分だけ(半日入院)、治療費が安くなります。
保険者(社会保険、国民健康保健)のメリットとして、治療費が安くなる分、国が推し進める国民総医療保険料の削減が可能となります。
クリニック側のメリットは、高品質の医療を低コストで提供できる価値の高いクリニックとして、患者様に選ばれるクリニックを実現できます。
すなわち、患者さま、保険庁、医療サイドのすべてにメリットがあります。

Q

実際に日帰り手術を受けるには、どうすれば良いのですか?

A

まずは、外来受診をしていただきます(原則として予約制です)。遠方から来院される方の場合、前もってご連絡いただければ、外来受診後の翌日に日帰り手術(当院から徒歩5分以内の提携ホテルに前泊・後泊)を行うことも可能です。下肢静脈瘤では手術後の1日だけ弾性包帯で下肢を固定し、手術翌日にも診察が必要です。※痔疾患などで状態によっては日帰り手術の不適応な場合があります。したがって遠方の患者様でもまずは外来で診察をした後にその状態に応じた治療法を選択していただき、あらためて手術日をお決めになることをできるだけお勧めします。

 

Q

日帰り手術で帰宅するのは不安で、入院したいのですが?

A

当院は原則として日帰り入院(1日入院:手術当日夕方までに退院)となり1泊入院ではありません。もちろん医学的に手術後に入院が必要な場合は、当院にそのまま手術当日夜も入院(1泊入院=2日入院)可能です。2日以上の入院が必要な場合は関連病院に転院していただくことがあります。

Q

遠方から受診したいのですが、可能ですか?

A

当院は福岡市の中心、渡辺通に位置し、福岡空港や博多駅からも地下鉄やタクシーなどをご利用していただければ10~30分で来院できます。当院から徒歩5分以内にある提携ホテルでは特別料金による前泊・後泊が可能です。手術後に提携ホテルにお泊りいただく場合は、緊急時にはおだ院長がホテルまで術後の往診にうかがうことも可能です。福岡までの往復が可能であれば、遠方の患者様でもまずは外来で診察をした後にその状態に応じた治療法を選択していただき、あらためて手術日をお決めになることをお勧めします。
通常は、術後1~3回は再来をお願いしていますが、遠方の患者さまの場合は、お電話で状態をご連絡頂くか、または必要に応じて院長または当院の専任コーディネーターによる電話訪問を行います。

Q

外来初診同日に手術を受けることは可能ですか?

A

外来初診同日に、診察、検査、説明、手術まで行うことは時間的に無理があり、当院では安全管理を重視して1日で手術まですべて行うことはありません。遠方からご来院の患者様では何度も往復するのは大変ですので、通常は外来受診の翌日午前中に手術を行い、午後2時ごろに退院して頂いくことは可能です。外来初診時は当院近くの提携ホテルなどに宿泊していただいています。手術後はお電話やメールで術後の状態を確認させていただければ、遠方の患者様の場合は再来の必要もありませんが、下肢静脈瘤では手術翌日に必ず外来で診察させていただきますので、最短でも福岡に2泊3日になります。

Q

手術後に、毎日消毒に通院する必要がありますか?

A

当院で行う手術は、術後に消毒などの創処置はありませんので毎日通院する必要はありません。皮膚のキズはレーザーを通す針あなだけです。手術当日のみ弾性包帯で下肢を固定します。翌日診察後に弾性ストッキングを1ヶ月間着用します。手術翌日にシャワー浴、翌々日に入浴可能です。下肢静脈瘤での再来は、通常では手術翌日、手術2週間後、手術1ヶ月後の3回です(遠方の患者様ではこの限りではありません)。

Q

高齢者にも、日帰り手術は可能ですか?

A

特別な基礎疾患がなければ、高齢者の患者様でも日帰り手術をお受けになれます。むしろ、高齢者の場合は、入院により一過性の精神障害や認知症が進行することがあり、日常生活の延長としての日帰り手術のメリットは大きいと思われます。ただし、身の回りの世話をするご家族の方などの協力が不可欠です。おひとり暮らしの高齢者の方は、日帰り手術はお勧めできませんが、ご家族の付添があれば可能です。

Q

手術当日に車の運転はできますか?

A

手術当日は車の運転はできません。公共機関をご利用ください。

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新着情報

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2016/01/01
下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術の実施基準による実施施設に認定されました。
2015/10/28
日本脈管学会認定研修関連施設として認定されました。
2015/01/22
ホームページをリニューアルしました。