当院の手術方法

【下肢静脈瘤の紹介ビデオ】

手術方法について

2007年開院時より「血管内レーザー手術」を導入

当院は2007年開院時より血管内レーザー手術を導入しました.さらに2011年より下肢静脈瘤レーザー手術と高周波(ラジオ波)手術の保険診療が認められ、患者様の費用の負担が軽くなりました。下肢静脈瘤の治療を大きく変えたこの術法により、患者様の体への負担は少なくなり、キズも残らないため精神的にも安心して術後を過ごしていただけます。局所麻酔で手術を行い、静脈麻酔による全身麻酔を併用して気持ちよく眠っている間に手術は終了します。手術時間は片足15分、両足で30分程度です。

 

下記の学会認定の専門資格を有しています。

 

【下肢静脈瘤血管内焼灼術実施施設、指導医、実施医】

 

【日本脈管学会認定研修関連施設、脈管専門医】

 

当院で使用している保険適用された新しいELVeSレーザー(波長1470nm)は、水に対する吸収係数が810-1064nmのレーザーと比較して約40倍となるため、水分(血液)で満たされた静脈瘤に対する有効性が高く、旧型のレーザーよりも痛みが少なくなります。高周波(ラジオ波)手術は、レーザー手術と同様に血管に細いファイバーを挿入し、120℃の温度を自動制御して常に一定の条件で血管内の治療することができます。高周波(ラジオ波)手術は米国ではレーザー手術と同等に普及しています 。

当院は2007年開院時よりレーザー手術を導入し、これまでに6,500例以上の下肢静脈瘤日帰り手術の実績があります。当院では健康保険診療でレーザー手術と高周波(ラジオ波)手術の2つの新しい下肢静脈瘤手術を両方とも実施しています。


平成23年(2011年)より血管内レーザー手術が保険適応になりました。

 

【血管内焼灼術の歴史】

 

一次性下肢静脈瘤に対するレーザーもしくは高周波による血管内焼灼術は、弁不全を伴う大伏在静脈や小伏在静脈を血管内から焼灼して静脈血の逆流を遮断する手術です。当院では2007年10月開院と同時に血管内焼灼術を開始しました。当時はすべて自費診療で、890nmのダイオードレーザーを使用していました。日本では2011年に血管内焼灼術が保険収載され、最初にインテグラル社からELVES 980nmレーザー装置が販売され、次に改良されたELVES 1470nmレーザー装置さらに日本コヴィディエン社から高周波(ラジオ波)装置が販売されました。この10年間でレーザー手術も進化し、当院では販売順に保険適応された各機種を順次導入し、現在はELVES 1470nmレーザー装置と高周波(ラジオ波)装置を用いています。学会などの報告ではELVES1470nmレーザーと高周波(ラジオ波)の治療成績は同等で大きな違いはありませんが、患者様の状態に応じて適切な治療法を選択いたします。

 

 

血管内レーザー手術・高周波(ラジオ波)手術

皮膚は切開せず、1mm以下のファイバーを血管内に挿入するだけなのでキズは針穴だけですみます。このファイバーで、血液が逆流する血管を内側から焼灼する治療法です。ストリッピング手術のように血管を引き抜いたりしませんので、体への負担が少なくて済みます。波長1470nmのレーザーは水に対する吸収係数が高く、810-1064nmと比較して約40倍となるため、水分(血液)で満たされた静脈瘤に対する有効性が高く、旧型のレーザーよりも痛みが少なくなります。高周波(ラジオ波)手術は、レーザー手術と同様に血管に細いファイバーを挿入し、120℃の温度を自動制御して常に一定の条件で血管内の治療することができます。高周波(ラジオ波)手術は米国ではレーザー手術と同等に普及しています 。気持ちよく寝ている間に手術は終了します。手術時間は片足で15分、両足で30分程度です。

○術後について

手術は20分ほどで完了し、1時間ほどで歩いて帰宅できます。術後の出血や痛みはほとんどないのがレーザー手術の特徴です。手術当日は弾力包帯で足を固定しますが、手術翌日に弾力包帯をとり、弾性ストッキングに履き替えます。手術後は日常生活にもとくに支障はなく、手術翌日から入浴が可能です。

○手術費用について

以前はレーザー手術は片足30万円ほどの自費診療でしたが、2011年から保険適応となりました。保険適応3割負担で片足約6万5千円(1割負担で約2万円)、両足約11万円(1割負担約3万5千円)ほどです。高額医療の限度額を越した差額分は後で返金されます。クレジットカードでのお支払いも可能です。
また、生命保険の手術給付金の対象(手術名:下肢静脈瘤血管内焼灼術、手術コードK617-4)です。

日帰り手術の流れ

日帰り手術の流れについてご案内します。

外来受診

  • 検査、処置を行います。(採血・下肢超音波検査・胸部X線・心電図 など)
  • 医師、コーディネートナースから説明があります。
【超音波検査ドプラー法での静脈逆流の測定】
超音波検査で静脈の逆流部位,逆流の程度を診断します。造影検査と違い,痛みはまったくありません.
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手術前日

1.前日も入浴していただけます。
2.夜9時以降は絶食になります。(お水、お茶は飲めます)
3.以下をご準備いただきます。

  • スリッパ
  • Tシャツ(ボタン、金属の付いていない半袖)
  • 着替えのパンツ
  • 同意書
  • 入院診療計画書
  • 入院治療計画書
  • (個室の方は)個室利用に係る同意書
  • 保険証
  • お薬手帳
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当日

手術前

  • 点滴を行います 。
  • この間も絶食になります。
  • 以下の注意点があります。
    ・メガネ、コンタクト、指輪、時計、義歯、ヘアピン、アクセサリー、マニキュアなどは外してください。
    ・お化粧はしないでください。
    ・下肢に弾力包帯を巻きますので、ゆったりとした服装とくつでご来院ください。

手術後

  • 血圧測定を行い、弾力包帯を下肢に巻きます。
  • 手術後に病院から軽食をお出しています。その後に一回分の薬を服用していただきます。
  • 退院後すぐに普通食を召し上がっていただけるようになります。
  • 以下の注意点があります。
    ・薄い血液が弾力包帯に染みることがありますが心配いりません。
    ・退院後の夕食後よりお薬の服用をしてください。
    ・弾力包帯を巻いている期間は自動車の運転はできません。

翌日診察

  • 足のキズのチェック、下肢超音波検査を行います。
  • 弾力包帯をとり、弾性ストッキングにはきかえます。

再来

  • 下肢超音波検査を行います。
  • 術後1週間は24時間、その後は就寝時以外に弾性ストッキングを1ヵ月間着用していただきます。

※上記流れは一般的なものです。患者様の状態によっては、多少変動する場合があります。

 

手術室モニターによる開示について

ご希望に応じて患者様ご本人の意思のもと、ご家族が控え室にて手術中のモニターをご覧いただけます。

その他の下肢静脈瘤治療

保存的療法

下肢静脈瘤用の弾性ストッキング(3~5千円程度)があります。
外出前に朝から着用すると,圧迫されて脚の腫れを防止できます。レーザー術後も約1ヶ月間,弾性ストッキングを着用します。

硬化療法

血管内に血液を固める薬(硬化剤)を注入する治療法です。本幹に逆流を認める大きな伏在静脈瘤に対しては硬化療法だけでは再発することもあり、当院では分枝静脈瘤、網目状静脈瘤、クモの巣状静脈瘤など逆流のない限局した静脈瘤に用いています。
伏在静脈瘤に対してストリッピングや血管内レーザー法に併用して用いることもあります。注入後の色素沈着や静脈炎に注意する必要があります。

高位結紮手術

静脈弁が壊れた伏在静脈の根元(ふともも,膝裏)で血管をしばる手術でが、足の付け根やひざ裏を2~3cmほど切開する必要があります。以前には多くの医療機関で日帰りや一日入院で行われてきた手術方法です。しかし再発の可能性があるため,現在では軽症の静脈瘤に限定して硬化療法と併用して行われています。

内翻式ストリッピング手術

従来のストリッピング手術では、静脈弁が壊れて血液が逆流する伏在静脈そのものを引き抜くため、入院を要するのと体への負担、後遺症などが懸念されますが、内翻式ストリッピング法では、靴下を裏がえしながら脱いでいくように、少しずつ悪くなった静脈のみを優しく引き抜くため、痛みや皮下出血、神経痛が少ないという特徴があります。 約1~3cmの皮膚切開をしますが、切開部には生体用瞬間接着剤またはテープで固定するので抜糸の必要はありません。

※現在はレーザー手術が保険適応となり、切開を必要とする内翻式ストリッピングを選択するケースはほとんどありません。

○術後について

最近考案された特殊な局所麻酔法を用いるため、術後すぐ歩けます。術後1時間程度で帰宅でき、手術翌日からシャワー、翌々日から入浴が可能です。

○手術費用について

保険適応3割負担で片足5万5千円、1割負担で1万5千円ほどです。

従来のストリッピング手術

静脈弁が壊れて血液が逆流する伏在静脈そのものを引き抜く手術法で、再発が少なく、最も一般的な根治手術ですが、からだに負担がかかるので約1週間の入院が必要です。
血管を引き抜くため、周囲の障害から痛み、皮下出血、神経障害などの後遺症が残ることがあります。

日帰り手術について

日帰り手術のメリット

まず、入院のわずらわしさがなく、時間の節約になります。多忙なビジネスマンやOL、小さなお子様やお年寄りをかかえた主婦の方々にとって、日常生活の延長線上で、それも少ない拘束時間でその日に帰宅できるのは、日帰り手術の大きなメリットです。当然社会復帰も早く、入院費用がかからないためコストも節約でき、精神的負担も軽くできます。
また、保険者側のメリットとして、治療費が安くなる分、国が推し進める国民総医療保険料の削減が可能となり、さらに病院側としても、高品質の医療を低コストで提供できる価値の高い“選ばれる”クリニックを実現できます。
「All Winners, No Losers.」、 すなわち患者様、保険庁、医療サイドのすべてにメリットがあります。

身体的、精神的、経済的にさまざまなメリットがあります。

診療日には毎日日帰り手術を行い、土曜、日曜(第1・3・5)も手術を行っていますので、患者様のご都合の良い日に合わせたスケジュールが立てられます。入院する必要がない分治療費が抑えられ、体に負担の少ない手術法の採用により、手術後は歩いてご帰宅いただけます。

日帰り手術を安心して受けていただけます。

患者様にできるだけ負担の少ない日帰り手術を行っているのがおだクリニックです。日帰り手術を可能にしたのは、内視鏡手術やレーザー手術をはじめとする痛みが少ない体にやさしい低侵襲手術の出現と、麻酔の進歩によります。「入院するほうが病気の治りが良い」ということはありません。当院ではできるだけ新しい技術を導入するように努力し、安心して日帰り手術を受けていただけることを目標としています。

手術後も安心

緊急時には24時間、院長に直接電話がつながります。

下肢静脈瘤のレーザー手術はキズがないため、術後に消毒などで毎日通院する必要はありません。シャワーは翌日、入浴は翌々日に可能です。手術後は1日だけ弾性包帯で下肢を固定し、翌日再診して以後は1か月間弾性ストッキングを着用します。

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新着情報

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2016/01/01
下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術の実施基準による実施施設に認定されました。
2015/10/28
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2015/01/22
ホームページをリニューアルしました。